機関紙(たびだち)

令和2年度65号

更新日時:2021.03.22

出前講座「防災グッズを作ってみよう!」明郷小学校特別支援学級へ行ってきました♪

12月10日(木)、岐阜市立明郷小学校の特別支援学級「いずみ学級」で、出前講座「防災グッズを作ってみよう!」を行いました。

防災ミニ講座「自分の身を守るためにできること」では、9問準備したクイズは「簡単だよ」「知ってるよ」と多数の声が上がり、職員の問いかけに大きな声で返事をして元気いっぱい回答してくれました。

その後、身近なものを使って「ハンカチマスク」「新聞紙スリッパ」「ゴミ袋ポンチョ」の制作を行ないました。できない部分は先生や職員に手伝ってもらい、一生懸命・真剣に制作に取り組んでいる姿は素敵でした。

制作したすべての防災グッズを身にまとい、日常的につけているマスクの上から、制作したマスクをつける!という斬新なスタイルで集合写真を撮りました。

最後に、「ハンカチマスクとポンチョが難しかったけど新聞スリッパは早く作れた」「ポンチョとかスリッパとかいろいろ作ったけどどれも楽しく感謝します」などの感想を伝えてくれました。後日、「ぼうさいグッズの作り方をおしえてくれてありがとうございました」「クイズがたのしかったです」「おうちでつくってみます」など、とってもかわいいお礼のお手紙を担任の先生が届けてくださいました。「いずみ学級」のお友達からのお手紙はセンターに飾らせていただきました。

制作したものを持ち帰り、防災クイズのこと、制作のこと、「自分の身は自分で守るんだよ」ということを、おうちの方に話し「災害について」考えるきっかけになると良いなと思いました。

※出前講座「防災グッズを作ってみよう!」は、岐阜市の小・中学校の特別支援学級の児童・生徒さんを対象に行っています。ご希望の学校は当センターに直接ご連絡ください。 ☎ 058-254-9204 です。

制作風景

 

集合写真

 

 

障害のある方を対象にした「交通安全教室」を開催しました。

令和2年11月3日(火・祝日)13時30分から岐阜市民福祉活動センター2階の大会議室において、当センター主催の生活講座「交通安全教室」を開催しました。

講師には、岐阜県環境生活部県民生活課交通安全・コミュニティ係の委託を受けた、大原自動車学校の職員2名の方が来てくださり、歩行体験の出前講座を行っていただきました。当日は、9名の障がいのある方と3名の付き添いの方、併せて12名が参加されました。

歩行体験の前に講師の藤野さんから交通事故の原因になることなどのお話を聴きました。その後、参加者お一人ずつが、シミュレータを使って、画面に写された町の横断歩道を、渡りきるという体験歩行を行いました。他の参加者の体験中も、皆さんが我がことのように見守ってみえ、ひとりずつが体験を終えるごとに労いの拍手が起きていました。

全員が体験を終えたところで、その人の傾向がわかる個人の評価表が配られました。多くの人が左右の確認時間が短くなったり、渡り始めると前ばかり見てしまう傾向があるようでした。参加された皆さんから「とても参考になり良かったと思います。「とても為になりました。」などの感想をいただきました。

体験風景

 

「悪質商法~こんな手口には要注意」開催報告

令和3年2月23日(火・祝)、生活講座「悪質商法~こんな手口には要注意」を障がいのある方9名、付添者3名の計12名の参加で開催されました。

第1部で登壇されたのは講師のゴンザレス森本さんには、わかりやすく、話の折々に手品を交え楽しくお話をしていただきました。森本さんによれば、岐阜市内で消費者トラブルの被害最高額は1億円で、日本国内の個人資産額は約1,500兆円でうち30%を60歳以上が所有しているとのお話を伺いました。

また、岐阜市内で悪質商法の手口として多いのが点検商法と催眠商法だそうです。突然訪問し、家が壊れている箇所の写真を見せ不安をあおり契約させるのは点検商法。販売会などを開催しその場の雰囲気で買わせるのが催眠商法とのことでした。

契約してしまってから、8日間であればクーリングオフの対象となること、しかし通販はクーリングオフの対象とはならないこと、契約をやめる場合は、法律用語として「契約解除」と記すること等々のご助言を受け、参加者の方々も納得顔で第1部を終了しました。

第2部は当センターの所長が新聞記事やセンター職員のスマホに実際に届いたメッセージなど、具体的な事例で悪質商法を説明しました。

悪質商法にひっかかってしまった時には、消費生活センターが無料で相談、解決の手助けをしてくれます。

困った時は相談窓口へ、 岐阜市消費生活センター   ℡ 058-268-1616

手品を楽しむ参加者

 

訪問看護事業所の職員を対象とした「自助具を作ってみませんか」を開催しました♪

令和3年1月31日(日)、岐阜市民福祉活動センター2階の大会議室で、訪問看護事業所の職員の方を対象とした「自助具を作ってみませんか」に4名の方が参加してくださいました。

今回の講習会は、センター職員(片麻痺の方)の仕事上での困り事が、自助具で解決された実体験と実物を見ていただく「体験談」を聞くことで、理解を深めていただきました。その後「固定台」「ストローホルダー」の制作に取りかかりました。

制作し終わった方から、実際に試していただくと「足の間にペットボトルを挟んでキャップを開けると、挟む力が弱かったりするとこぼれたりするからこれは便利ですね」との声が聞けました。

「ストローホルダー」は、コップの中でストローがクルクル回ってしまうことを防げるだけではなく、歯ブラシを立てれば、自分で歯磨き粉をつけることも出来ます。ストローホルダーひとつで、自分で出来ることの幅が広がることを知っていただけました。講習会に参加した方から、「家にあるものを活用して作れるアイデアが、とても参考になった。」「身近のある材料で、簡単に便利な自助具ができることに感動しました。」「実際に片麻痺の方の体験談や自助具の発明のお話を聞くことができ、理解が深まりました。」との感想をいただきました。

不便だった困りごとが解消され、自分に適し・工夫された道具(自助具)を使うことで、時間や気持ちに余裕が生まれることを体感していただくいい機会となりました。

 

制作風景

 

制作風景

 

クスリ取り出し器 ~当センター展示品紹介~

片手が使いにくい時や、指先で物をつまみにくい時に、シートに入った錠剤を取り出すのに困ることはありませんか。市販の薬取り出し器や牛乳パックで作れる「クスリ取り出し器」を使ってみてはいかがでしょうか。

クスリ取り出し器 市販品

クスリ取り出し器 市販品

クスリ取り出し器 手作り品

 

オンリーワンわたしたちの芸術祭

第27回 岐阜市「オンリーワンわたしたちの芸術祭が、障害者週間(12月3日から12月9日)に合わせて、令和2年12月8日(火)~13日(日)に、ハートフルスクエアーGの2階で開催されました。

いままではコンサートなどのイベントや事業所によるバザーの活動も行っていましたが、今年度はコロナ感染症の影響で、障がいのある方による「写真」「絵画」「書道」等の作品の展示だけとなりました。障害者団体、事業所などではコロナ感染症の影響で活動制限を受ける中でも、創作活動に取り組まれ、個性的で、独創的な作品を数多く、キュービック、作品展示壁面に展示することができました。

コロナ感染症の影響で事業所、特別支援学校などの見学自粛などがあり、来場者が少ない展示会となりましたが、27回目となる今年の芸術祭が開催できたことは喜ばしいことと感じました。

 

芸術祭

 

障がい者理解啓発イベント2020

12月8日(火)~13日(日)、ハートフルスクエアーGでの、岐阜市「オンリーワンわたしたちの芸術祭」と同時開催した「障がい者理解啓発イベント2020」にて、キュービック3面に当センターの自助具「万能カフ」「ソックスエイド」「固定台」「ストローホルダ」「オープナー」「服がたためるボード」等20点とA4サイズ16枚の自助具紹介のパネル、南側の壁面には毎年夏休みに開催している、岐阜市の小・中学生を対象とした自助具を理解していただく企画「工作教室」の模様を65㎝×90㎝のパネルにし、2枚展示しました。

「障がい者理解啓発イベント2020」に参加させていただき、たくさんの市民の方に、障がいについて知っていただく機会となりました。

 

理解啓発 パネル

理解啓発 自助具の展示

 

行事予定(令和3年3月~6月)

<コーラス講座「あんさんぶる♪」> 参加者募集中!!

開催日時 3月3日、5月12日、6月2日(4月の開催はありません)。

以上すべて水曜日の15時30分から17時 ※令和2年度より開催時間が変更になりました。

開催場所 岐阜市民福祉活動センター2階会議室

 

※行事の予定変更又は、新規講座については随時センターホームページにてお知らせいたします。

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