企画行事
~小学生の皆さん集まれ♪~夏休み工作教室開催しました!!
8月2日(土)暑い暑い日差しの中、小学生1年生から6年生の皆さん13名、保護者の方15名、合計28名の方に参加していただけました!

親子での参加が多数あり、うれしい限りでした。
今回は、①お話「障がいに関係するマークを知ろう」
②障がいのある人に便利なグッズを作ってみよう!
・透明コミュニケーションボード
・簡易筆談帳
という内容でした。
先ずは「障がいに関するマークを知ろう」という座学では、職員の問いかけに元気よく答えてくれる小学1年生の男の子もいました。お母さまによると、「小さいころからいろんなマークを覚えるのが好きで、障がいのマークも自然に覚えたようです。」とのこと。他の参加者の子たちも、「へぇ~?!」とか「知らなかったなぁ」など、声が聞こえてきました。


生活している中で、親子で「あっ、このマークこの前教えてもらったマークだ!」とか、
困っている人の一助になれる機会に遭遇した時、役立つといいなあと思います。
さて、みなさんお待ちかねの工作の時間です!!
『透明コミュニケーションボード』を作ります!
クリアファイルの中に挟んである50音を丁寧になぞってもらいました。1年生の参加がとても多かったですが、根気よく最後までなぞれました!!保護者の方と一緒にラミネートして完成です。
体験してもらうと、「意外に難しいですね。」とお母さま。「文字の判別が出来ません、、」とお父さま。
出来上がったボードを親子で試し合う姿が微笑ましい!




次に、簡易筆談帳を作ります!

工作教室実施の前、7月30日(水)に工作教室に先立って大学生のボランティアさんにお手伝いをしていただきました。
筆談帳の表紙となる布の裁断とアイロンがけです。20人分の布を切ってもらいました。
お二人での作業予定が、1人欠席となったため、お一人でお手伝いしていただきました。
とてもきれいに裁断してくださり、ピシッとアイロンもかけてもらいました。
本当にありがとうございました。


ボランティアさんがきれいにして下さった表紙となる布は、受付時にクマの柄、星の柄、水玉の柄など、10種類の中から好きな柄を選んでもらいました。
皆さん真剣です。迷っちゃいますよね~
一通りの作り方を説明し、作業工程を区切って皆さんの進み具合を合わせて作っていきました。
保護者の方は、お子様のサポートに徹し、手を出さずに見守る姿が印象的です。


厚紙にボンドを全体に伸ばす工程は、子供さんごとに違って、紙のスプーンで手を汚さずにやる子、大胆に指を使ってボンドを塗る子、それぞれでした。
ボンドがどんどん渇き、布に貼り付けるのがなかなか大変な作業でしたね!!
手についたボンドも、気になってしまいますね!!

その工程後は、クリーナーをホッチキス止めしますが、この工程では保護者の方が協力してくださって、とてもスムースにいきました。
ホワイトボードを貼り、完成間近です。
ホッチキス止めが、表に出てしまいますが、その部分を自分の好きなようにフエルトで装飾し、完成です!!!
星形や、ハートや、パナップルもありました。
字を書いて、クリーナーで消してみたり出来栄えに満足げです。




親子のコミュニケーションツールとしても活躍するといいなと思います。
みなさんがんばりました!!ぼくたち、わたしたちの作品完成です♪





~保護者さんのアンケートでは~
・子供だけの手で完成させられる難易度のものでよかったです。製作だけでなく、学びを得られるところもあり、良かったです。
・楽しく作ることができました。文字盤はなかなか何の文字を見ているのかわからなかったのですが、家族のいいコミュニケーションにもなりそうです。
・障害に関するマークについてより理解が深まりました。便利グッズについても身近なもので作成でき子供とも簡単に作れたし、いつかどこかで障害の方に接するとき今日のことを思い出して自らお手伝いできるといいです。
~子どもさんのアンケートでは~
小1:とてもたのしかった。いえにかえって。ぱぱにみせたい。
小3:びようきのひとたちがこまっていたら、手つだいたいなとおもいました。
小4:しょうがいのこともわかり、たのしくつくれてべんきょうになりました。
皆さん楽しんでいただけましたか??昨年も参加していただいていた親子の方も見え、とてもうれしい限りでした。
「来年も参加しますから!」とも言っていただけました。
来年も、喜んでいただける講座ができるように、職員一同頑張りたいと思います!


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