お知らせ

 

7月13日（木）柳津小学校むらさきはなな学級にて出前講座「防災グッズを作ってみよう」を行いました。
この日は授業参観で、児童さん10名、保護者の方７名の参加がありました。

保護者の方に向けて、防災グッズを作ることで災害への意識を持っていただきたいことや、防災クイズなどで考える機会を作る大切さなどをお話させていただき、さっそく防災グッズの製作に取りかかりました。

最初に「ハンカチマスク」を作りました。児童さん向けのハンカチマスクは子ども用のハンカチを使用するのが一番いいです。バンダナや大きなものは、折ったハンカチを裏返す工程が児童さんだけでは上手くいかず、保護者の方に手伝ってもらいました。バンダナで製作したことにより、児童さんにはかなり大きなハンカチマスクが出来上がりましたが「大きいね♪」と笑いながら、喜んでつけて見せてくれました。

「新聞紙でスリッパ」は新聞紙を２枚重ねて製作します。新聞紙がずれないように慎重に折っている姿が見られたり、親子で一緒に製作している姿が微笑ましかったです。
１個作り終わると、要領を得た児童さんは１人で作ることができ、２個出来上がると教室の中を履いて歩きまわって見せてくれました。

「ゴミ袋でポンチョ」は、ビニール袋が乳白色だと型紙が見えにくいので、半透明のゴミ袋だと型紙が見やすく切りやすいです！ゴミ袋でポンチョはハサミで切る工程が多いのですが、児童さんはハサミを使い慣れているようで、保護者の方にゴミ袋を持ってもらうサポートがあることで、真っすぐ切ることができたり、サポートがなくても一人で上手に切ることが出来ている児童さんが多くいました。低学年の児童さんは完成したポンチョを着て決めポーズを見せてくれましたが、高学年の児童さんは恥ずかしそうに着て椅子に座り「暑い」とつぶやいていました。（笑）

製作してもらった3点全てを装着してもらい、ファッションショーをしてもらいたかったのですが、時間が押してしまいファッションショーを見ることができませんでしたが、児童さんから「楽しかった」「面白かったよ♪」「全部自分で作ったんだぁ～」との感想を聞くことができました。

授業参観で保護者さんと一緒に防災グッズを作る出前講座をさせてもらうことで、家庭でも防災についての意識を持ち、身近なことから取り組んでいただけるきっかけになればうれしく思います。
※文中の写真については、名前を伏せて掲載することで、学級の同意を得ています。

出前講座「防災グッズを作ってみよう」は岐阜市の小・中学校の特別支援学級の児童・生徒さんを対象に行っています。ご希望の学校は当センターに直接ご連絡ください。☎058-254-9204です。