お知らせ
「ちぎり絵教室」を開催しました。
今年度初めての企画として、障がいをお持ちの方を対象とした「ちぎり絵教室」を令和元年10月16日（水）に開催しました。
当日は「柿」をテーマにしたちぎり絵ハガキを作成しました。先生からは自分の好きな配置で良いと言っていただきましたが、参加者全員がちぎり絵作成は初挑戦でしたので、講師の先生のお手本を参考に、慎重に作り始められました。
鉄筆で紙を切ること、紙にはたくさんの種類があって使い分けることで質感に違いが出ること、ねじったり重ねたりすることで、枝の太さを変えたり、柿の色に変化をつけられたりできることなども教えてもらいました。虫に食われて葉に穴が開いている様子は、火のついた線香を紙に押し付けて作りました。
鉄筆で押し込んで紙の縁の始末をしたりすることにも少しづつトライし、葉の配置によって印象が異なるなど、ちぎり絵の奥深さに触れることができました。失敗かと思われても「大丈夫。こうすればどう？」などと先生に優しく教えてもらうことで、参加者それぞれが、1枚のハガキを完成させることができました。作品の隅への自分の名前の書きこみ方にも個性が表れ、自分だけの作品が完成しました。完成後、参加者の方々は、お互いに「良いね～。」「面白かったね。」などと声を交わされていました。
次回12月20日（水）はクリスマスや来年の干支の鼠をテーマにした作品作りをするとのことで、先生の作られた作品を見せていただき、口々に「これ可愛いね。」「私はこれを作ろう！」などと、次回に向けて楽しみにされている様子が伺えました。（募集は終了しています。）
