お知らせ

１２月４日（土）、岐阜市立城西小学校あゆみ学級の児童８名とその父母9名、ボランティア１名の授業参観で出前講座「防災グッズを作ってみよう」を行いました。

担任の先生からセンター職員を紹介していただき、職員の挨拶後に、二択問題の「防災クイズ」を始めました。職員の問いかけに、授業参観ということもあり緊張して手を上げる子が少なかったのですが、職員が「1番かな、２番かな、正解はどっちかな」と声かけをしたら、多数の声が上がり、元気よく回答してくれました。

 

 

その後、制作活動として、「ハンカチマスク」「新聞スリッパ」「ゴミ袋でポンチョ」「ポリ袋で三角巾」の制作を行いました。

＜ハンカチマスク＞

職員の説明と作り方の手順書を見ながらハンカチを折っていくだけで簡単にできるのですが、子どもたちはマスク紐を結ぶのに苦戦していました。最後まで一人で結んだ子がいましたが、輪っかが小さくなってしまい親さんに手伝ってもらいながら完成させ、嬉しそうに「ハンカチマスク」をつけて親さんに見せていました。

 

＜新聞紙スリッパ＞

職員の説明を待たずに作り始める子がいたり、親子で作り方の手順書を見ながら作っていました。「新聞紙スリッパ」は、新聞紙を折って作るだけなので、歩行しにくいと感じた親さんが新聞紙の折り方を変えて、履きやすいようにして、子どもに履かせていました。すごいです！

 

 

 

＜ゴミ袋でポンチョ＞

型紙をゴミ袋に貼り、型紙ごと切り取って、フードの部分、紐の部分を作ります。型紙だけ切れてゴミ袋が切れていない子もいましたが、型紙をゴミ袋に貼りなおして完成させました。制作した「ゴミ袋でポンチョ」を試着して、「暖かいから雨の日に着る」と楽しそう話してくれました。

 

 

＜ポリ袋で三角巾＞

持ち手のマチ部分を切り離すだけでできます。職員が使用方法を説明すると子どもたちが楽しそうに装着していました。

 

 

親さんに手伝ってもらいながら、予定していた４つすべての防災グッズを作ることができ、親子が楽しそうな雰囲気で終わることができました。

親さんから、防災クイズの「避難場所」と「避難所」は一緒だと思っていたので、知ることができてよかったと話された。

自宅に帰ってから、親子で「防災について」考えるきっかけになると良いなと思いました。

※文中の写真については、児童さんのお顔と名札を隠して掲載することで、学校の同意を得ています。

出前講座「防災グッズを作ってみよう」は、岐阜市の小・中学校の特別支援学級の児童・生徒さんを対象に行っています。ご希望の学校は当センターに直接ご連絡ください。　☎058-254-9204